自転車保険の比較―損保ジャパンと日新火災海上保険

自転車保険の資料請求をしてみた

我が家の主要交通手段は「自転車」です。自転車事故で自分や家族がケガをする可能性はあるし、他人にケガをさせてしまい、損害賠償を負う可能性もあります。

そこで、自転車保険の資料請求をして、自転車保険の内容について調べてみました。資料請求したのは損害保険ジャパンと日新火災海上保険の二社です。

自転車総合保険の概要:

自転車運転中にはねられてケガをしてしまった場合(傷害事故)、自転車運転中に誤って他人に大けがをさせてしまった場合(賠償責任)に保険金が支払われる仕組みです。

家族全員が補償されます。

家族とは次の(1)~(2)の方をいいます。(1)本人(保険証券の本人欄に記載の方)の配偶者(2)本人又は配偶者と生計を友にする、同居に親族および別居の未婚のお子さま

損害保険ジャパンの自転車総合保険

損害保険ジャパンの自転車総合保険の資料請求をしてみました。送ってもらったのは、自転車総合保険(通院保険金付き)と自転車総合保険(通院保険金なし)の二つの資料です。資料といっても、両面印刷の紙1枚のみですが。

内容は、自転車に事故によるケガ、自転車による賠償事故を補償するもの。

こんな事故の時に保険金が支払われます

傷害事故の場合
日本国内において、被保険者の方が次のような自転車事故によってケガをした場合に保険金が支払われます。
(1)自転車搭乗中の急激かつ偶然な外来の事故
(2)自転車に乗っていないときの運航中の自転車との衝突・接触事故
賠償責任の場合

日本国内において、被保険者がの方が、自転車の所有、使用または管理に起因して、他人の財物を壊したり、ケガをさせたため法律上の損害賠償責任を負った場合に、保険金をお支払いします。

(注)「自転車」とは、「ペダルまたはハンド・クランクを用い、かつ、人の力により運転する2輪以上の車(レールにより運転する車、身体障害者用車いすおよび幼児用の3輪以上の車を除きます。)およびその付属品(積載物を含みます。)」をいいます。

お支払いする保険金

傷害事故の場合
(1)死亡保険金
(2)後遺傷害保険金
(3)入院保険金(4)通院保険金(通院保険付きの自転車総合保険を契約した場合)
賠償責任の場合
損害賠償金および費用(応急手当・護送費用・訴訟費用など)の合計金額

日新火災海上保険の自転車総合保険

日新火災海上保険の自転車総合保険の資料請求をしてみました。送ってもらったのは、自転車総合保険です。

自転車に乗っている間の事故によるケガ等自転車に起因する事故を補償します。

このようなときに保険金が支払われます

傷害事故の場合
日本国内において、被保険者(補償の対象となる方)が次のようなケガを負われたとき、健康保険・労災保険・生命保険・相手からの賠償金などとは関係なく保険金が支払われます。
(1)自転車に乗っている間の事故
(2)自転車に乗っていない時に運転中の自転車と衝突・接触した場合の事故
賠償責任の場合

日本国内において、ご本人やご家族が自転車の所有・使用・管理に起因して、他人にケガをさせたり、他人の物に損害を与えて法律上の賠償責任を負われたとき、ご負担された損害賠償金などが保険金として支払われます。

契約タイプ

家族型(ファミリータイプ)
下記のご家族が補償の対象となります。
(1)ご本人
(2)ご本人の配偶者
(3)ご本人または配偶者と生計を共にする同居の親族
(4)ご本人または配偶者と生計を共にする別居の未婚のお子さま
個人型(シングルタイプ)
ご本人(申込書に記名された方のみ)が補償の対象となります。(ただし、賠償責任については、家族型と同じ方が補償の対象となります。)

保険金額・保険料(家族型・個人型)

日新火災海上保険の自転車総合保険の保険金と保険料の支払いパターンです。これは通院保険金支払い特約のないタイプです。

型式 1 2 3
死亡・後遺障害 ご本人 1000万 2000万 3000万円
配偶者 500万円 800万円 1000万円
親族 500万円 800万円 1000万円
入院日額 ご本人 2000円 3000円 3000円
配偶者 2000円 3000円 3000円
親族 1500円 2000円 2000円
賠償責任 2000万円 2000万円 2000万円
一時払い保険料 家族型 個人型 家族型 個人型 家族型 個人型
保険期間 1年 2680円 1720円 4370円 2880円 5770円 3980円
2年 4660円 2990円 7590円 5000円 10010円 6900円
3年 6780円 4340円 11070円 7290円 14630円 10090円